演説家:西洋の世界だけにいる?(一)
11月19日![]()
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現在、西洋と東洋の世界に跨って生活している私は、この二つの世界で、全く違う面白い処世術の一つについて、皆さんに話したい。
東洋で、特に中国、日本、韓国などの国で、多くの人々は、中国の春秋戦国時代の楚の思想家:老子の道を宇宙の本体とし、道に則った無為自然・謙譲の処世哲学を信奉している。
例えば、日本の福田前総理大臣の座右の銘は、老子の「光而不耀(ひかりてかがやかず)」という名言に沿っている。
これは、老子の言葉、「聖人方而不割、廉而不刺、直而不紲、光而不耀」の一節で、読み下すと「聖人は方(ほう)にして割(さ)かず、廉(れん)にして刺さず、直にして紲(の)びず、光りて耀(かがや)かず」となる。
その意味するところは、
「聖人は、方正であって、しかも人を裁断しない。清廉であって、しかも人を批判しない。真っ直ぐであって、しかも曲げて人に従う。明知であって、しかも人に誇らない。」
でも、光があっても、不躍にさせないことは、西洋の世界で、なかなか通用しないでしょう。
だから、「演説家」という職業は、現在、西洋の世界にしか存在していない。
プロの演説家とは、要するに、演説を通して稼いだお金が、自分の毎年の最大の収入源であること。
世界のあちこちの都市で講演をしているアメリカの前大統領達は、このような代表の例である。
背景写真説明:演説家、雄弁家のクリントン前大統領
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